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日本画のメッカ  五浦六角堂(いずらろっかくどう)、五浦海岸の五つの浦の一つ、太平洋に突き出た断崖上に、青い海原と対照的に赤い六角堂の建物が目をひきます。明治38年、岡倉天心は、中国の詩人杜甫の草堂にならって、この六角堂を設計したと伝えられています。天心は、下村観山、横山大観、橋本雅邦、菱田春草をここに呼び寄せ、日本美術院再興の本拠としました。断崖を洗う太平洋の荒波の音を聞きながら、天心は思索にふけり、水戸出身の大観は老松、奇岸、荒波のつくる風景に雄大な構想を得て、日本画壇に新風をもたらしたといわれています。こうして五浦は、その風景の素晴らしさと共に、日本美術のメッカとして多くの人に愛されてきました。
五浦海岸01 五浦海岸02 五浦六角堂01